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大倉流(おおくら-りゅう)は能楽囃子方の一流儀。大鼓方と小鼓方がある。 == 歴史 == === 金春と大蔵 === かつては猿楽の大蔵流にもシテ方があって、金春座の支流として大蔵座は活動していた。しかしながら、現在の大蔵流は下記の囃子方(小鼓方と太鼓方)及び狂言で、シテ方は残っていない。 金春座と大蔵座は単に流儀上の関係があるのみではなく、歴代の金春太夫と大蔵大夫には血縁上の関係もあった。そもそも、金春家は祖先を飛鳥時代の秦河勝、中興の祖を平安時代の秦氏安と称しており、本姓は秦宿禰で、名字は竹田、興行上の童名の一部が金春である。〔『四座役者目録』「金春大夫代々之次第」竹田禪竹〕金春家のみならず、宮王家や大蔵家など歴代の竹田氏は諱の通字を''氏''と''安''としていることからもわかるように、秦氏安は一族にとって重要な人物であり、竹田氏金春家の家伝ではこの秦氏安の官名が大蔵大輔だった。このことから、金春の別家の童名を大蔵と称すようになったと考えられる。〔『能楽源流考』p543-p558〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大倉流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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