|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 光 : [ひかり] 【名詞】 1. light
大光顕(だい こうけん、生没年不詳)は、渤海国が滅亡した時の最後の渤海王族の一人。世子(国王の世継ぎ、皇太子に相当)と自称していた。 926年、契丹の侵略によって祖国が滅ぼされた時(東丹国の項を参照)、各地で叛乱が起きたが、大光顕は西南の鴨緑府(現吉林省臨江市)方面にいて遅れをとった。いちはやく首都を奪回したのは叔父の率いる叛乱勢力で、叔父は後渤海国を建てた。大光顕も数年遅れて現在の咸鏡道一帯に進出し、王を自称したが、ライバルである叔父と結んだ咸鏡道の豪族(渤海貴族)烈氏に追い払われ、戦い利あらずしてやむなく934年7月、配下の部民数万を率いて高麗に亡命し、大光顕は歴史の舞台から消えていった。 高麗において王建より王継(王が姓で、名が継)という氏名を賜り、白州(現黄海南道白川郡)を授けられた。なお、一族の中には大姓を保持した者もいたが、13世紀に太姓に改め、現在に至っている。 のちに、烈氏から出た烈万華は定安国を建て、渤海民族の後継国家を中国東北部の地に伝えていく。中国東北部では以後300年にわたって渤海民族の興亡の歴史が展開した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大光顕」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|