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【名詞】 1. (1) large size 2. (2) large oval Japanese gold coin =========================== ・ 大判 : [おおばん] 【名詞】 1. (1) large size 2. (2) large oval Japanese gold coin ・ 判 : [ばん] (n,n-suf) size (of paper or books)
大判(おおばん)とは、広義には16世紀以降の日本において生産された延金(のしきん/のべきん:槌やローラで薄く広げた金塊)の内、楕円形で大型のものをいう。小判が単に「金」と呼ばれるのに対し大判は特に「黄金」と呼ばれ、大判金(おおばんきん)ともいう〔三上隆三 『江戸の貨幣物語』 東洋経済新報社、1996年〕。 == 概要 == 金貨として規格化されたものは、天正16年(1588年)、豊臣秀吉の命で後藤四郎兵衛家(京金工)が製造したのが始まりとされる。以後時の権力者の命により文久2年(1862年)まで後藤家(京都、後に江戸)が製造し続けた。量目(質量)は、万延年間(1860年)以降に製造されたものを除き、京目10両(44匁、約165グラム)と一貫していた計数貨幣であったが、その後は品位(純金含有量)が時代により変化したため秤量貨幣の性質を帯びた。幣価は「金一枚」であり、小判の通貨単位「両」とは異なり、小判との交換比率は純金量を参考に大判相場が決められた。(江戸時代の一時期のみは公定価格が存在した。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大判」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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