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大同特殊鋼株式会社(だいどうとくしゅこう、)は、量産型特殊鋼企業特殊鋼専業メーカーである。 == 概要 == 事業は、特殊鋼鋼材、機能材料・磁性材料、自動車部品・産業機械部品、エンジニアリング、流通・サービスの5部門に分かれている。主力の特殊鋼は構造用鋼、軸受鋼、ステンレス鋼、チタン合金などを製造しているがどれをとってもトップになれないのが投資家から指摘されるところである。 航空機エンジン用シャフトでは世界シェア30%〔2006年10月18日付朝刊 日本経済新聞〕、携帯電話・ハードディスクドライブ (HDD) モーター用磁石は子会社のダイドー電子で生産し携帯電話用世界シェア35%、HDD用世界シェア50%以上〔2006年4月14日付 日経産業新聞〕、自動車用ターボチャージャー部品など、様々な製品で高シェアを確保し高い競争力を持つ。 近年では、半導体にも力を入れているので特殊鋼専業というのは当てはまらない。 1950年(昭和25年)の事業再開当初は普通鋼の生産が中心であったが数年後に特殊鋼に特化した。1970年代の石油危機後は赤字に転落。1976年(昭和51年)に3社合併により大同特殊鋼となった。 2006年12月にはブラジル ゲルダウグループ ピラティニ社との技術提携強化、2007年1月にはアメリカのベアリング・特殊鋼メーカーのティムケンと特殊鋼生産に関する業務提携を発表するなど、国内外で複眼的なアライアンスを推進している。 企業グループとしてはかつては日本興業銀行グループに属していたが、日本興業銀行がみずほフィナンシャルグループに編成される前後から資本関係としては密な関係ではなくなってきている。筆頭株主は新日鐵住金であるが、資本関係以外はあまり親密な取引関係はない。 社名「大同」の由来は、戦前の五大電力業者の一つで、福澤桃介が設立し木曽川水系に水力発電所を多く保有していた大同電力(戦時統合で日本発送電を経て関西電力に統合)の副業として電気製鋼事業が開始されたことから。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大同特殊鋼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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