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大和水銀鉱山(やまとすいぎんこうざん)は、奈良県宇陀郡菟田野町(現・宇陀市菟田野)にあった水銀鉱山。 == 概要 == 中央構造線以北、西南日本内帯。室生火山群の南東に位置している。室生火山群の火山岩が変質した白土の節理に層状に自然水銀や水銀の原料ともなる辰砂(水銀朱)が含まれ、その鉱床が宇陀山地(宇陀市南部)にも達しており、露頭している場所を中心に古来から採掘が行われていた。水銀や辰砂(鮮血色をしている)は古代においては特性や外見から不死の薬として珍重された(毒であるが。詳しくは水銀中毒を参照)。水銀単体としてはめっきを行うために必要であり、辰砂はその色から古墳の内壁や石棺の彩色、壁画に使用された。 また、『万葉集』には宇陀の辰砂を詠んだものがある。 : 「大和の 宇陀の真赤土(まはに)の さ丹つかば そこもか人の わをことなさむ」(巻7-1376) 内容は「宇陀の真赤土で紅化粧をすれば、世間の人は私をなんと噂するでしょうか。それであの人が私を振り向いてくれれば」というもの。真赤土や丹は辰砂のことであり、当時の貴族らの化粧品として使われていたことを伺わせる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大和水銀鉱山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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