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(n) beef boiled with soy sauce, ginger and sugar =========================== ・ 大和 : [やまと] 【名詞】 1. ancient Japan ・ 大和煮 : [やまとに] (n) beef boiled with soy sauce, ginger and sugar ・ 和 : [わ] 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace
大和煮(やまとに)は、獣肉の調理法。またその方法で調理された料理の名称。砂糖・醤油や生姜などの香辛料で濃く味付けをした煮物。 ==歴史== 明治になってから生まれた料理であり、明治10年代に鶏肉(鴨肉との説もある)を使って作られたのが最初であると言い伝えられている。考案者は千葉県の缶詰業者であった前田道方。売り出すにあたって、朝野新聞編集長の沢田直温が「大和煮」と命名した〔「開けずにはいられない!ごちそう缶詰大集合」 Yahoo!JAPAN週刊特集Vol.85〕ものだが由来は不明。 その後、鶏肉以外の肉も使われるようになり、1915年(大正4年)には明治屋が牛肉大和煮の缶詰を発売、1923年(大正12年)には日本橋三越で行われたバーゲンセールで目玉商品とされた、などという記録が残っている。牛肉大和煮は大日本帝国陸軍では牛缶と呼ばれ、携帯口糧として将兵らに人気のあるメニューであり、日清及び日露戦争時には戦時のために大和煮缶詰の材料にするため牛が足りなくなった事もある〔「天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線」新潮社、ISBN 4101366519 P175〕。現在の陸上自衛隊においても戦闘糧食 I型の内の「牛肉味付缶詰」(DSP N 5105)として採用されている。 他に、1871年(明治4年)、大阪靭永代濱(現在の大阪市西区靭公園辺り)で海産問屋を営んでいた大和屋清七義道が、鰊や小魚などの甘露煮を製造するにあたりその甘露煮を大和煮と呼んだ事例があり、現在も同区江戸掘三丁目にて江戸三・大和屋の屋号で営業中である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大和煮」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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