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大和遠州流(やまとえんしゅうりゅう)は小堀遠州の三男(長男が夭折したため次男とも言われる)小堀政伊に始まる小堀権十郎家に伝わった茶道の流派である。 小堀権十郎家は1000石の旗本で、大和遠州流は小堀本家が継承している遠州流と同様、武家茶道の一派に属する。 その茶風は、千利休・古田織部が確立した「わび・さび」の気風に加え、茶室の構造・露地の態様・茶道具の取り合わせや掛け軸の選択等、茶事に関わる全てに小堀遠州の美意識を反映させた「綺麗さび」を特徴としている。 後に、家元は当代で最も実力を認められた高弟に継承されていった。 明治末期に栃木県佐野市の蓼沼家本家の食客となっていたことのある17代家元の加藤一照が、当時から弟子であり明治43年に北海道留萌市に移住していた蓼沼紫英へ、昭和7年に18代家元を継承したことから、北海道に本部をおくこととなった。 20代家元の蓼沼一豊が本部を会員数が最大であった北海道札幌市に移し、現在に至る。 本部の他に、札幌・留萌・岩見沢・空知・東京・栃木・茨城・守谷・名古屋・九州の十支部がある。 == 歴代 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大和遠州流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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