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(n) the Japanese spirit =========================== ・ 大和 : [やまと] 【名詞】 1. ancient Japan ・ 大和魂 : [やまとだましい] (n) the Japanese spirit ・ 和 : [わ] 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace ・ 魂 : [たましい] 【名詞】 1. soul 2. spirit
大和魂(やまとだましい)は、外国と比して日本流であると考えられる精神や知恵・才覚などを指す用語・概念。大和心。和魂。儒教や仏教などが入ってくる以前からの、日本人の本来的なものの考え方や見方を支えている精神である〔「大和魂」()〕。「漢才(からざえ)」に対比して使われ、江戸後期からは日本民族特有の「清らかで死を恐れない気概・精神」の意味にもなった〔。 == 要旨 == 平安時代中期ごろから「才」「漢才」と対比的に使われはじめ、諸内容を包含するきわめてひろい概念であった。江戸時代中期以降の国学の流れのなかで、「漢意(からごころ)」と対比されることが多くなり、「日本古来から伝統的に伝わる固有の精神」という観念が付与されていった〔。 近世までの日本では主に「大和魂」とは以下のような事柄を意味していた。 *世事に対応し、社会のなかでものごとを円滑に進めてゆくための常識や世間的な能力。 *特に各種の専門的な学問・教養・技術などを社会のなかで実際に役立ててゆくための才能や手腕。 *中国などの外国文化や文明を享受するうえで、それと対になるべき(日本人の)常識的・日本的な対応能力。やまとごころ。 *知的な論理や倫理ではなく、感情的な情緒や人情によってものごとを把握し、共感する能力・感受性。もののあはれ。 *複数の女性を同時に愛してしかもすべてを幸福にしうる、艶福とそれを可能にしうる恋愛生活での調整能力。いろごのみ。 *以上の根底となるべき、優れた人物のそなえる霊的能力。 *日本民族固有(のものと考えられていた)勇敢で、潔く、特に主君・天皇に対して忠義な気性・精神性・心ばえ。(近世国学以来の新解釈) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大和魂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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