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地主神(じぬしのかみ、ぢぬしのかみ)は、日本の宗教(特に神道)における神の一類型である。「とこぬしのかみ」「じぬしがみ(ぢぬしがみ)」「じしゅのかみ(ぢしゅのかみ)」とも読まれる。 == 概要 == 日本の神道などでは、土地ごとにそれぞれの地主神がいる、とされている。その土地を守護する神であるとされているのである。土地は神の姿の現れであり、どんな土地にも地主神がいる、とする説もある〔『諸神 神名祭神辞典』より。〕。神社や寺院に祀られることが多く、その地主神は、その神社、寺院が建っている地域の地主神である。 古くは『古語拾遺』にあり、大地主神(おおとこぬしのかみ)が田を営むとある〔『日本神名辞典』より。〕〔『縮刷版 神道事典』より。〕〔『神道大事典 (縮刷版)』より。〕。『延喜式』では、神祗五(神祗編第五巻)二十二条にて斎宮祈年祭に関して地主神の記述がある〔ほか、同巻六十条にて記述がある〔皇學館大学『延喜式』検索システム より。〕。 地主神への信仰の在り方は多様であり、荒神、田の神、客人神、屋敷神の性質がある地主神もいる。一族の祖先が地主神として信仰の対象になることもある。地主神を祀る(まつる)旧家からの分家に分祀されたり、屋敷の新設に伴い分祀されることもある。〔 御神体も多様で、自然石、石塔、祠(ほこら)、新しい藁束、御幣(ごへい)などがある〔。祀る場所もまた多様で、神社、寺院のほか、丘や林の祠(ほこら)、屋敷、屋敷の裏山で祀り、一族の墓が神格化する地域もある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地主神」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Jinushigami 」があります。 スポンサード リンク
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