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大坂三郷(おおさかさんごう)は、江戸時代の大坂城下における3つの町組の総称。北組、南組、天満組の3組から成る。江戸時代の「大坂の町」とはこの3地域を指し、現在の大阪市北区の南半分くらいから中央区全体に西区の東半分くらいを足した範囲に当たり、天満より北や、難波・天王寺あたりの地域は含まれない〔大坂三郷の氏神さんと夏祭り 近江晴子、関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター、2005年12月31日〕。また、幕府役人の居住地や寺と神社の土地も大坂三郷には含まれず、大坂三郷はあくまで町人の住んでいる地域を指した〔。 三郷各組から長にあたる惣年寄が選出され、惣会所とその配下となる惣代などが置かれた。各町では町年寄が選出され、町会所とその配下となる町代などが置かれており、組は町と大坂町奉行との中間組織となっていた。おおむね本町通を境に北組と南組に分かれ、大川以北が天満組となるが、新地開発などで後に拡張された地域などでは錯綜しており、北組と南組あるいは北組と天満組にまたがる町・地域もあった。初期には伏見組の存在が確認されるが、次第に北組と南組に編入されて消滅したと思われる。城下の拡張が落ち着きを見せる18世紀後半の天明年間における町数は、北組250町・南組261町・天満組109町。 1869年(明治2年)に東南西北の大坂四大組へ再編された。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大坂三郷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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