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大塚 正実(おおつか まさみ)は、シンエイ動画に所属する日本の男性アニメーターである。 == 来歴・人物 == 主に『クレヨンしんちゃん』や『劇場版 ドラえもん』を中心に作画監督・原画を務め、現在に至るまで同社の看板アニメーターとして活躍している。 『クレヨンしんちゃん』は制作方針で元々作画のバラつきが多い作品であるが、大塚の作画監督として参加した回は特にデフォルメが激しく、彼の描く野原みさえは輪郭と髪型から「北海道」と言われることがある。その個性的な作風でしばしば賛否両論が飛び交うが、彼の作画技術に影響を受けた者は多く、湯浅政明、荒川真嗣などといった後進のアニメーターはもとより、山田みちしろといった先輩アニメーターにも影響をもたらした。 シンエイ動画社内では信頼された腕利きアニメーターの一人であり、原恵一によると「大塚さんは有名な人。決してアニメマスコミに取り上げられる人ではないが、上手い人たちはよく知っている」人物であるという。 1989年放送の『チンプイ』の第40話「約そく固めマイク」では絵コンテを経験したが、それ以外では一貫してアニメーターの道を歩んでいる。 2013年現在は、シンエイ動画の劇場制作班に在籍しておりクレヨンしんちゃんをはじめとするテレビシリーズへの参加はほとんどなくなったが、その代わり劇場映画においては莫大な量の原画を担当している。『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』では作画スタッフでは最高の300カット以上の原画を担当し、筆頭テロップでクレジットされている。2014年公開の『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』では監督の高橋渉の指名により長いキャリアの中で初めてキャラクターデザインを担当した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大塚正実」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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