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大天井岳(おてんしょうだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,922 mの山。長野県の大町市・安曇野市・松本市にまたがる常念山脈の最高峰。 == 概要 == 大糸線有明駅の西15.9 kmに位置し、中房温泉から合戦尾根を経て槍ヶ岳へ登る表銀座縦走コースと常念山脈との分岐点の山である。ただし、登山道は山頂を通らず巻道となっている。中部山岳国立公園内にあり、日本二百名山に選定されている。 山体は中生代の花崗岩からなり、山頂部には中生代の輝緑岩が混じる。山頂部は森林限界を越える高山帯で、砂礫地にはハイマツが分布し特別天然記念物のライチョウの生息地となっている。山腹では、イワヒゲ、コマクサ、クモマスミレなどの高山植物が自生している〔。山頂には、点名が「天章山」の三等三角点が設置されている〔。麓の安曇野から眺めるとピラミッド形状の常念岳や安曇富士ともよばれる有明山と比べると、奥まった位置にあるため目立たない存在となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大天井岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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