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大夫監(たゆうのげん)とは、源氏物語に登場する架空の人物。 == 概要 == 「大夫監」とはこの人物の官職に基づく呼称である。「大夫監」とは大宰府の判官であり、(大宰)大弐、(大宰)少弐に次ぐ三等官の(大宰)大監で通常は正六位下であるが特に従五位下に叙されたので「大夫監」と呼ばれる。肥後国の豪族であり、肥後国では名声もある、勢い盛んな武士の一族である。恐ろしい無骨者ではあるが好色な心も持っていて、多くの美女を集めて妻にしようと思っている人物である。年齢は30歳ほど(流布本である青表紙本の場合。河内本や別本では40歳ほど。)とされている。 この「大夫監」は、しばしば住吉物語の登場人物である主計頭との関連が指摘されている〔秋澤亙「大夫監の世界」後藤祥子ほか編『論集平安文学 5 平安文学の想像力』勉誠出版、2000年(平成12年)5月、pp. 101-118。 ISBN 4-585-04039-0 のち室伏信助監修上原作和編『人物で読む源氏物語 第13巻 玉鬘』勉誠出版、2006年(平成18年)5月、pp. 262-280。 ISBN 4-585-01153-6 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大夫監」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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