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foramen magnum ===========================
解剖学において大後頭孔(だいこうとうこう、ラテン語:Foramen magnum)とは、頭蓋骨の後頭骨 に位置する大きな開口部のこと〔森ら, p.55〕。頭蓋骨の底部に位置しており、脊髄の延長である延髄が通っている。大孔(だいこう)とも呼ばれる。ラテン語の Foramen magnum は「大きい(magnum)」「穴(foramen)」という意味。 延髄以外では脊髄副神経、椎骨動脈、前部と後部の脊髄動脈、蓋膜及び翼状靱帯が大後頭孔を通っている。 == 解剖 == === ヒト === 穴の形状には個体差がある。ヒトにおいて観察される形状は、二重半円形(two-semicircular)、長円形(oval)、卵円形(egg-form)、菱形(rhomboidal)、円形(circular)の5つに分類される〔中島 民治 「中部九州人男性の大孔周囲の頭蓋底の局所解剖学的研究」九州齒科學會雜誌 : Kyushu-Shika-Gakkai-zasshi 40(4), 787-806, 1986-08-25 九州歯科学会 〕〔中島 民治 「中部九州人男性と他人種との大孔の形態の比較」産業医科大学雑誌 8(4), 405-410, 1986-12-01 産業医科大学学会 〕。このうち生起頻度が最も高い(約半数)形状は、後方部に比べて前方部が少し狭まっている二重半円形である〔〔。 穴の大きさは前後方向にやや長く、左右方向にやや狭い。大きさには個体差があるが、ヒト成人男子において観察される大きさの平均は、前後方向がおよそ35mm、左右方向がおよそ30mmである〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大後頭孔」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Foramen magnum 」があります。
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