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大学入試問題ネット投稿事件(だいがくにゅうしもんだいネットとうこうじけん)とは、2011年に大学の入学試験の問題の一部が試験実施の最中にインターネットの掲示板「Yahoo!知恵袋」に投稿され、第三者がそれに回答していることが発覚した事件。 Yahoo!知恵袋の悪用事例を全国に知らしめた事件として有名となった。 == 概要 == 投稿者は "aicezuki" というハンドルネームで、2011年2月26日までに実施された京都大学の二次試験の数学(文系)と英語の問題の一部が試験時間中に投稿されたことが、京都大学新聞記者のインターネット検索によって判明。これを皮切りに同志社大学(文学部・経済学部)、立教大学(文学部)、早稲田大学(文化構想学部)でも同じ投稿者が試験時間中に問題を投稿していたこと、後には予備校の模擬試験の問題が試験時間中に投稿されていたことも新たに分かった。 携帯電話を利用したカンニング事件としては、日本国外では2004年に韓国の大学入試問題の集団カンニング事件が、日本国内では2002年に一橋大学で学期末試験問題の集団カンニング事件がそれぞれ発覚した例があるが、日本国内の大学入試において携帯電話を利用したカンニングの発覚は初めてだったため、大きな注目を集めた。 2月27日に京都大学が会見を行い、「厳正かつ公正であるべき、わが国の入試制度の根幹を揺るがす重大事件」とコメントして被害届を提出する方針を明らかにし、他の大学もそれに続いた。京都府警察も偽計業務妨害容疑で捜査し、投稿した人間が判明した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大学入試問題ネット投稿事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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