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大小切騒動 : ミニ英和和英辞書
大小切騒動[だいしょうぎりそうどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大小 : [だいしょう]
  1. (n,adj-no) (1) sizes (various) 2. large and small 3. (2) pair of swords (large and small) worn together 
: [せつ]
  1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute
騒動 : [そうどう]
  1. (n,vs) strife 2. riot 3. rebellion 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 

大小切騒動 : ウィキペディア日本語版
大小切騒動[だいしょうぎりそうどう]
大小切騒動(だいしょうぎりそうどう)は、1872年明治5年)に山梨県で起こった一揆。山梨県農民一揆とも。
== 近世甲斐国における大小切税法 ==
江戸時代享保年間に甲斐国一円は幕府直轄領化される。甲府盆地山梨郡八代郡巨摩郡の国中三郡では近世以前の金納税制である大小切税法甲州三法のひとつ)という特殊な年貢徴収法が甲州枡甲州金とともに独自の制度として適用されていた。
米納を基本とする江戸時代において、国中三郡では原則米納は9分の4で、納税米額の9分の3は小切と呼ばれる米4石1斗4升を金1両で換算でした代金納で9月に納められ、9分の2は「大切」と呼ばれ、1724年享保9年)以降は浅草蔵前冬張紙値段(100石=35両前後)で換算した代金納で納められた。このため、国中三郡では米麦芝居のほか、現金収入を得るため養蚕織物煙草栽培など商品作物栽培や、山間地での林業などを組み合わせる形態の生業が確立し、貨幣経済が浸透していた。
大小切税法は実質年貢負担の軽減でもあったため、戦国時代武田氏時代の起源(実際には起源は不詳)と位置づけられ、領主側では年貢増収のため廃止を試みるもの頑強に抵抗し、明治まで存続した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大小切騒動」の詳細全文を読む




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