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大島 徹(おおしま とおる、1958年(昭和33年〔- )は日本の工学者。富山県立大学教授、工学博士(東京電機大学)。バイオメカニクス、ロボット工学を専門とし、二関節筋のモデル化や工学応用に貢献。特に腓腹筋に着目したパンタグラフ機構による跳躍ロボットや、二関節筋による上肢・下肢の機能別実効筋力評価などで実績を持つ。 == 来歴・人物 == 大島は1981年3月に東京電機大学工学部精密機械工学科を卒業〔〔。同大学の大学院に一期生として進学し〔、1983年に修士課程を修了する。斉藤之男の下で生体形状の3次元形状測定システムの研究に取り組み、博士論文の主査は藤井澄二が担当した〔。博士課程を単位取得満期退学して東京都補装具研究所〔に就職して1年後の1987年3月に学位を取得する〔。予備審査から1年7か月後のことであった〔。 その後、新設された富山県立大学の学長を務めていた藤井澄二から声がかかり〔、1990年に同大学工学部機械システム工学科講師として赴任する(1992年に助教授へ昇進)。大島はバイオメカニクス(生体力学)、福祉工学、ロボット工学を専門とし、二関節筋のモデル化や工学応用の研究に取り組む。 特に腓腹筋に着目し、動物の下腿の筋配置をパンタグラフ機構に置き換えたモデルを考案。跳躍運動における作用をシミュレーションや実機で検証した。さらに4本足の動物型ロボットを製作し、体長50cm、体重3kgのロボットで高さ20cm、距離50cmの跳躍を成功させている。 また、車椅子をこぐ上肢の動作や下腿の接触動作について、二関節筋のモデル化や筋力と操作力の推定を行うとともに、リハビリテーションや福祉機器開発への応用進めている。2006年から工学部知能デザイン工学科教授(知能システム工学講座〔)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大島徹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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