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大崩山(おおくえやま)は、宮崎県延岡市北西部にあり九州山地に属する山である。 == 概要 == 大崩の名称は東側斜面に崩れたように見える風化した花崗岩が露出することに由来する。山頂から少し下った石塚付近から九重山、阿蘇山、祖母山、傾山、由布岳、霧島山を望むことができる。 周囲には屹立する岩峰群があり、北東山麓には祝子川渓谷、南西山麓には鹿川渓谷を配する景勝地である。山岳信仰の対象とはならなかったことから大正時代以前において登山者はほとんどいなかった〔加藤数功 「祖母、大崩山群の山岳とその景観」 加藤数功、立石敏雄編 『祖母大崩山群』 しんつくし山岳会、1959年〕。1965年(昭和30年)、祖母山や傾山とともに祖母傾国定公園に指定され、訪れる登山者とハイカーは合わせて年間2万人にのぼるようになった。1992年(平成4年)には全国高等学校総合体育大会登山競技大会の舞台となった。 登山レベルに関しては4つのコースが知られているが、危険な箇所が多く存在しており、ロープ渡り、はしご登りの連続地帯が各所にある。熟練者でも遭難や滑落の報告があるため、初心者向きの山ではない。少なくとも初心者はベテランとパーティーを組むことを推奨する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大崩山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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