|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 大手 : [おおて, おおで] 【名詞】 1. (1) front castle gate 2. (2) both arms open 3. outstretched arms 4. (3) major companies ・ 手 : [て] 【名詞】 1. hand ・ 町 : [まち] 【名詞】 1. (1) town 2. (2) street 3. road ・ 野 : [の] 【名詞】 1. field ・ 村 : [むら] 【名詞】 1. village ・ ビル : [びる] 【名詞】 1. (abbr) building 2. bill 3. (P), (n) (abbr) building/bill
大手町野村ビル(おおてまちのむらビル)は、東京都千代田区大手町の一角にある超高層ビル。大手町界隈では通称「野村ビル」である。 == 概要 == 前身は1932年(昭和7年)に日清生命保険の本社屋「日清生命館」として竣工した7階建ての建物である。同社は戦前に野村財閥に属する東京生命保険が吸収したことから、1941年(昭和16年)に野村合名が取得したが、戦後の財閥解体時に大阪野村銀行の後身である大和銀行に承継され、長らく同行東京営業部・東京本部として使われていた。 バブル期の1990年(平成2年)前後に、大和銀行と東京生命保険の共同出資により超高層ビルへの建て替え計画が浮上し、1994年2月に現在の27階建て超高層ビルによる「東京生命大手町野村ビル」が竣工した。 設計にあたっては、全銀協および東京銀行協会本部が入居する東京銀行協会ビルディング(1993年)と同じく、低層部に旧建物のファサードをはめ込んで踏襲させた形となっており、時計台についても日清生命館とほぼ同じ位置に置かれている。この様態は後の三菱UFJ信託銀行本店ビルディングや丸の内パークビルディングといった三菱地所による丸の内界隈の再開発オフィスビルにも見られるようになっている。なお、大手町野村ビルの開発には野村不動産が関与していないものの、野村證券や野村ホールディングスが大手町本社の一部として入居している。 2000年に共同保有者の東京生命保険が破綻し、「大手町野村ビル」に改称。2003年に大和銀行があさひ銀行との合併で発足したりそな銀行はそのまま東京営業部として営業していたが、りそなショック後に旧協和銀行・あさひ銀行本店を承継した大手町営業部(りそな・マルハビル)に移転集約させたことで、2004年に当ビルの権利を三井不動産が出資する特別目的会社に売却し、家主が異動した。 最上部にはフィットネスクラブが入居し、最上階にはプールが設置されている。東京生命の破綻前はグループ会社による運営だったが、破綻後はコナミスポーツ&ライフが買収し、フラッグシップ店舗「グランサイズ コナミスポーツクラブ大手町」として営業されている。 りそな銀行東京営業部・旧大和銀行東京本部撤退後の空きフロアは2004年に人材派遣会社パソナが本社機能を移転し、2006年には銀行時代の地下金庫を地下農場「アーバン・ファーム」として開園し、就農研修などを行っていた。2009年末に同社は呉服橋の旧大和証券グループ本社ビル(現:パソナグループ本部ビル)へ転出。その後、三井生命保険が56.9%にあたる区分所有権の信託受益権を取得〔大手町野村ビルの5割超を取得して本社を移転、三井生命保険 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/news/20090907/535217/〕、2010年(平成22年)1月に本社を大手町1丁目の自社ビルから当ビルへ移転している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大手町野村ビル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|