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大文字ẞ : ミニ英和和英辞書
大文字ẞ[おおもじ, だいもんじ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大文字 : [おおもじ, だいもんじ]
 【名詞】 1. (1) upper case letters 2. large characters 3. (2) the (kanji) character "dai" meaning "big" 4. (3) huge character "dai" formed by fires lit on the side of a mountain in Kyoto on 16 Aug each year
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文字 : [もじ, もんじ]
 【名詞】 1. letter (of alphabet) 2. character 
: [じ, あざな]
 【名詞】 1. character 2. hand-writing 

大文字ẞ ( リダイレクト:ß ) : ウィキペディア日本語版
ß[じ, あざな]

は「エスツェット(Eszett)」と呼ばれ、ドイツ語の正書法でラテン文字アルファベット)に加えて使われる文字である。元来は小文字だけであるが、近年は大文字の使用例も見られる。ドイツ語では scharfes S (シャーフェス エス=鋭い s)とも呼ぶ。スイスでは、この文字を使わず、代わりに ss と綴る。
本来は合字(リガチャ)のひとつである。スイスを除き、エスツェットはドイツ語の正書法において固有の機能を持つ文字であり、s の無声音 を表すために用いられる。
一般には は、同じく s の無声音 を表す ss とほぼ等価であり、ss を1文字で書いたものとされる。辞書では ss の位置に置かれる。また、英文タイプライターなどで が表示できないときも ss と代用表記することになっている。正書法で を用いるのは、次のような場合である。
*長母音の後 - ドイツ語の正書法では、長母音の後には子音字を1つ、短母音の後には子音字を複数置くという原則がある。このため、長母音の後には ss を置くことができず、一方で単独の s は母音の前では有声の s () を表すため、 を用いる。
*語末 - 旧正書法では、語末の には、s と の2つの綴りがあり、単語によって書き分けられた。例えば同音異義語の das と da がそうだった。1996年の新正書法では、短母音の後の は ss と綴るようになったので、前記の語は das と dass になった。
新正書法では が使えないときの置き換えにはつねに ss が用いられるよう規定された。旧正書法では sz もまた認められる置き換えであった。旧東ドイツ政府においても sz を認めようとする動きがあった。
語全体を大文字で書くときは SS と書くが、 を大文字として使うか、Unicodeに登録されている (の大文字)を使うことも散見される。固有名詞などは混同を避けるため をそのまま用いる。例えば姓の Weiss と Wei を大文字で書くときは、それぞれ WEISS, WEI, WEI になる。
この極めてドイツ的な合字の形を適切に決めるための議論が、いまもなお続いていることは、新しいタイポグラフィーデザインに示されている。''は「エスツェット(Eszett)」と呼ばれ、ドイツ語の正書法でラテン文字アルファベット)に加えて使われる文字である。元来は小文字だけであるが、近年は大文字の使用例も見られる。ドイツ語では scharfes S (シャーフェス エス=鋭い s)とも呼ぶ。スイスでは、この文字を使わず、代わりに ss と綴る。
本来は合字(リガチャ)のひとつである。スイスを除き、エスツェットはドイツ語の正書法において固有の機能を持つ文字であり、s の無声音 を表すために用いられる。
一般には は、同じく s の無声音 を表す ss とほぼ等価であり、ss を1文字で書いたものとされる。辞書では ss の位置に置かれる。また、英文タイプライターなどで が表示できないときも ss と代用表記することになっている。正書法で を用いるのは、次のような場合である。
*長母音の後 - ドイツ語の正書法では、長母音の後には子音字を1つ、短母音の後には子音字を複数置くという原則がある。このため、長母音の後には ss を置くことができず、一方で単独の s は母音の前では有声の s () を表すため、 を用いる。
*語末 - 旧正書法では、語末の には、s と の2つの綴りがあり、単語によって書き分けられた。例えば同音異義語の das と da がそうだった。1996年の新正書法では、短母音の後の は ss と綴るようになったので、前記の語は das と dass になった。
新正書法では が使えないときの置き換えにはつねに ss が用いられるよう規定された。旧正書法では sz もまた認められる置き換えであった。旧東ドイツ政府においても sz を認めようとする動きがあった。
語全体を大文字で書くときは SS と書くが、 を大文字として使うか、Unicodeに登録されている (の大文字)を使うことも散見される。固有名詞などは混同を避けるため をそのまま用いる。例えば姓の Weiss と Wei を大文字で書くときは、それぞれ WEISS, WEI, WEI になる。
この極めてドイツ的な合字の形を適切に決めるための議論が、いまもなお続いていることは、新しいタイポグラフィーデザインに示されている。
== 起源 ==
エスツェットのタイポグラフィには大別して3つあり、長いsと呼ばれ、f に似ているが、横棒が右に突き出さない)と普通のs の合字、ドイツ文字のſ(エス)とz(ツェット、ドイツ文字の z は筆記体の z と似ている。下記画像参照)の合字の、二系統がある。現在ラテン字母とともに使われる文字形は の合字に由来する。また、「エスツェット」の名称は後者に由来する。
:エスツェットのタイポグラフィ''(長いsと呼ばれ、f に似ているが、横棒が右に突き出さない)と普通のs の合字、ドイツ文字ſ(エス)とz(ツェット、ドイツ文字の z は筆記体の z と似ている。下記画像参照)の合字の、二系統がある。現在ラテン字母とともに使われる文字形は の合字に由来する。また、「エスツェット」の名称は後者に由来する。
:エスツェットのタイポグラフィ

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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