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四旬節(しじゅんせつ、)は、カトリック教会などの西方教会において、復活祭の46日前(四旬とは40日のことであるが、日曜日を除いて40日を数えるので46日前からとなる)の水曜日(灰の水曜日)から復活祭の前日(聖土曜日)までの期間のこと〔 「年中行事事典」p358 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版〕。 聖公会では「大斎節」と呼び、プロテスタントの教派によっては「受難節」と呼ぶこともある。復活祭は3月22日から4月25日のいずれかの日曜日(年によって一定ではない)なので、四旬節は2月4日から3月10日のいずれかの日に始まる。 正教会では「大斎(おおものいみ)」に相当する。ただし、正教会における大斎の始まりは日曜日日没(教会暦でいう月曜日・教会暦は日没を一日の境目と捉える)であることや、東方教会の復活祭の日付は西方教会と必ずしも一致しないため大斎と四旬節は年によって1週から5週ほどのずれを生じていることなどにより、期間には相違がある。 本項はカトリック教会の四旬節について詳述する。 == 概説 == ラテン語においては、四旬節は「40番目」を意味する「クアドラゲシマ」()という言葉で表されていた。ヨーロッパのいくつかの言語ではこのラテン語が変形した形が用いられている(スペイン語の「クアレスマ」()、アイルランド語の「カルハス」()、また英語の複合語「クオドラジェシマ・サンデー」()など)。英語では一般的に「レント」()という語が用いられるが、この言葉はもともとゲルマン語で春を表す言葉に由来している。もともとカトリック教会の説教はラテン語で行われていたが、中世後期になって各言語での説教が行われるようになるとともに、四旬節の呼び名も各地の言語に基づいたものに変化していったと考えられる。復活祭はイエス・キリストの復活を祝い、四旬節は聖週間(復活祭前の1週間)を準備するものである。聖週間では、紀元29年頃にローマ帝国のユダヤ属州で起こったと考えられるイエスのエルサレム入城からその受難と死までが記念される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四旬節」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lent 」があります。 スポンサード リンク
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