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大杉谷(おおすぎだに)は、三重県多気郡大台町の宮川上流、吉野熊野国立公園内にある渓谷。国の天然記念物(天然保護区域)に指定されている。 近畿の秘境とも呼ばれ、黒部峡谷、清津渓谷とともに日本三大渓谷、日本の秘境百選の一つにあげられている。日本の滝百選である七ツ釜滝を筆頭に、手付かずの原生林と数多くの滝、渓谷の巨巌で著名である。 大杉谷へは宮川第3発電所と大台ケ原を結ぶ登山道を歩くしかない。途中、大台ケ原山麓に1本だけ交差する林道(大台林道;一般車通行禁止)があるが、宮川沿いには登山道があるのみである。登山道(特に宮川沿い)はアップダウンが激しく急峻な断崖にあり狭く危険であるので、十分な装備と慎重な行動が要求される。事実、毎年数名の転落死亡者が発生している。登山道は、1,500m程度の高低差があるため、大台ケ原から下る行程を選ぶ人が多いが、登る行程のほうが安全である。第三発電所から3kmほどの千尋の滝までなら比較的安全で、ある程度秘境の雰囲気を味わえるが、登山装備は必要で油断は禁物である。 2004年の水害で、宮川沿いの登山道は6年間通行不能であったが(大台ケ原から大台林道までは可能)、2010年10月から堂倉滝・七ツ釜滝間以外は通行可能になり、2012年8月11日から不通区間手前の粟谷小屋・桃の木山の家間について大台林道等を迂回する林道コースが開設され大台ケ原-宮川第三発電所間の通行が可能になった。2014年4月、光滝付近の崩壊箇所の登山道が整備され、全線開通となった。 == 登山道概要 == * 大台ケ原駐車場(ここから日出ヶ岳まではハイキングコース並) * 日出ヶ岳:大台ケ原最高峰、天気がよければ眼下に太平洋(熊野灘)が広がる。 * 粟谷小屋:交差する大台林道沿いにある。 * 堂倉避難小屋:交差する大台林道沿いにある。 * 堂倉滝:落差18m(2012年8月現在、ここから七ツ釜滝までの登山道は不通である。) * 与八郎滝:2段、落差40m * 隠滝:落差15m * 光滝:落差40m * 七ツ釜滝:7段、落差120m、日本の滝百選 * 桃の木山の家:最大収容人員500名 * 平等嵓 * ニコニコ滝:2段、落差50m * シシ渕 * 千尋滝:落差約180m * 宮川第三発電所:東側の起終点。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大杉谷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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