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大杉峡谷 : ミニ英和和英辞書
大杉峡谷[たに]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [すぎ]
 【名詞】 1. Japanese cedar 2. cryptomeria japonica 
峡谷 : [きょうこく]
 【名詞】 1. glen 2. ravine 3. gorge 4. canyon 

大杉峡谷 ( リダイレクト:大杉谷 ) : ウィキペディア日本語版
大杉谷[おおすぎだに]

大杉谷(おおすぎだに)は、三重県多気郡大台町宮川上流、吉野熊野国立公園内にある渓谷。国の天然記念物(天然保護区域)に指定されている。
近畿の秘境とも呼ばれ、黒部峡谷清津渓谷とともに日本三大渓谷日本の秘境百選の一つにあげられている。日本の滝百選である七ツ釜滝を筆頭に、手付かずの原生林と数多くの、渓谷の巨巌で著名である。
大杉谷へは宮川第3発電所と大台ケ原を結ぶ登山道を歩くしかない。途中、大台ケ原山麓に1本だけ交差する林道(大台林道;一般車通行禁止)があるが、宮川沿いには登山道があるのみである。登山道(特に宮川沿い)はアップダウンが激しく急峻な断崖にあり狭く危険であるので、十分な装備と慎重な行動が要求される。事実、毎年数名の転落死亡者が発生している。登山道は、1,500m程度の高低差があるため、大台ケ原から下る行程を選ぶ人が多いが、登る行程のほうが安全である。第三発電所から3kmほどの千尋の滝までなら比較的安全で、ある程度秘境の雰囲気を味わえるが、登山装備は必要で油断は禁物である。
2004年水害で、宮川沿いの登山道は6年間通行不能であったが(大台ケ原から大台林道までは可能)、2010年10月から堂倉滝・七ツ釜滝間以外は通行可能になり、2012年8月11日から不通区間手前の粟谷小屋・桃の木山の家間について大台林道等を迂回する林道コースが開設され大台ケ原-宮川第三発電所間の通行が可能になった。2014年4月、光滝付近の崩壊箇所の登山道が整備され、全線開通となった。
== 登山道概要 ==

* 大台ケ原駐車場(ここから日出ヶ岳まではハイキングコース並)
* 日出ヶ岳:大台ケ原最高峰、天気がよければ眼下に太平洋熊野灘)が広がる。
* 粟谷小屋:交差する大台林道沿いにある。
* 堂倉避難小屋:交差する大台林道沿いにある。
* 堂倉滝:落差18m(2012年8月現在、ここから七ツ釜滝までの登山道は不通である。)
* 与八郎滝:2段、落差40m
* 隠滝:落差15m
* 光滝:落差40m
* 七ツ釜滝:7段、落差120m、日本の滝百選
* 桃の木山の家:最大収容人員500名
* 平等嵓
* ニコニコ滝:2段、落差50m
* シシ渕
* 千尋滝:落差約180m
* 宮川第三発電所:東側の起終点。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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