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大柴燈護摩供 : ミニ英和和英辞書
大柴燈護摩供[だいさいとう ごまく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しば]
 【名詞】 1. brushwood 2. firewood 
護摩 : [ごま]
 (n) Buddhist rite of cedar-stick burning
: [とも]
  1. (n,vs) accompanying 2. attendant 3. companion 4. retinue 

大柴燈護摩供 : ウィキペディア日本語版
大柴燈護摩供[だいさいとう ごまく]

大柴燈護摩供(だいさいとう ごまく)とは、野外で行う大規模な護摩法要のことである。
伝統的な柴燈護摩真言宗を開いた空海の孫弟子に当たる聖宝理源大師が初めて行ったといわれており、醍醐寺をはじめとする真言宗の当山派修験道の法流を継承する寺院で行われる事が多い。すなわち、日本特有の仏教行事である。
伝統真言宗系当山派の寺院が行う「柴燈護摩」は、本来山中修行にて行者だけで修するものであるため規模や護摩木の数の多寡を問うことはないが、新宗教の一つである阿含宗の大柴燈護摩供の場合は護摩木も数千万本と国内外でもほとんど類をみないほど大規模でイベント色が強い。また、阿含宗の大柴燈護摩と、伝統的な真言宗系当山派修験道の柴燈護摩の違いについてはそれぞれ主催者側の主張が異なる。
伝統的な真言宗系当山派の柴燈護摩にの字が当てられているのは、山中修行で正式な密具の荘厳もままならず、柴や薪で檀を築いたことによる。なお、天台宗系本山派が行う野外の護摩供養は、「燈護摩」というが、真言宗系当山派の柴燈護摩から「採取」した火により行われたので、その字が当てられるようになった。また、真言宗醍醐派の正当法流を汲む真如苑宗(真如三昧耶流)では、の字を当てて「斉燈護摩」と呼称している。
== 国内の大柴(採・斉)燈護摩供 ==
国内で最大のものは、炊きあげる護摩木の本数3,000万本以上、参拝者数十万人で他を圧倒する規模の大柴燈護摩供は毎年2月11日、京都市山科区北花山大峰で開催される「炎の祭典・阿含の星まつり 神仏両界大柴燈護摩供」であろう。
*阿含の星まつり大柴燈護摩供:http://www.agon.org/hoshimatsuri/
*高野山の大柴燈護摩供:http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/ren/web/ren11/pro_2.html

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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