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大森 実(おおもり みのる、1922年1月13日 - 2010年3月25日 日本時間3月26日)は日本のジャーナリスト。兵庫県神戸市出身。 == 人物 == 1965年、毎日新聞外信部長として特派員団を組織・派遣し、ベトナム戦争の現地取材にあたらせた。これは後に『泥と炎のインドシナ』として単行本となる。大森自身も同年秋に西側記者として初めて北ベトナム(当時)の首都ハノイに入り、取材をおこなった。その中で、1965年10月3日朝刊に「米軍が北ベトナム・クインラップのハンセン病病院を爆撃したことは、北ベトナムの撮影した記録フィルムから見て事実だ」とする記事が掲載された。これに対して駐日アメリカ大使のエドウィン・O・ライシャワーが「全く事実に反する内容」と大森を名指しで批判する事態に発展した。毎日新聞側は当初「報道は正確である」と主張したが、大森は翌年1月に、同紙の姿勢について「自分の報道を事実上修整した」として退職した〔〔「北ベトナム 大森実氏の病院爆撃報道 45年癒えぬ傷」毎日新聞2011年2月28日6面。同記事に掲載されたライシャワーの元特別補佐官の証言では、ライシャワーの発言は情勢を把握した上でのものではなく、ライシャワーは後年「私の外交官人生で最悪の間違いだった」として、大森に謝罪したいと考えていたという。〕。 退社し独立後は、主に米国から見た日本のスタンスに警鐘を鳴らすなど、テレビ出演や多くの著書を上梓した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大森実」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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