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大正消防署(たいしょうしょうぼうしょ)は、大阪市大正区にある大阪市消防局が管轄する消防署である。 本署は大正区小林東3丁目に位置し、泉尾・鶴町の2出張所、13台の消防車、1台の救急車〔 大阪市消防局、2009年10月23日〕が配備され、大正区の安全確保に努めている。 特別救助隊(航空救助隊AR)が設置されており、消防ヘリコプターと連携して活動する。 == 沿革 == 昭和9年(1934年)、小林町(現在の大正区小林)に開設され、同年の室戸台風の被害(最大風速48メートル、大正区内では全域が冠水し、死者119人、被災者約123,000人〔『わたしたちのまち大正区』 p.60〕)を受け、昭和11年(1936年)に鶴町出張所が建て替えられた。 その後、昭和17年(1942年)から18年(1943年)の間に、北恩加島警備屯所、南恩加島警備屯所、船町警備屯所の3つが開設され、昭和19年(1944年)に全ての警備屯所が出張所に昇格したが、昭和20年(1945年)の大阪大空襲による焼失のため、市内の12ヶ所消防署も被害を受け、大正消防署は統廃合され、臨港消防署に改称した。その後昭和21年(1946年)には西消防署と改称された。 昭和23年(1948年)の消防組織法の施行により、西消防署から分割され、大正消防署が新設された。なお、消防本署は昭和39年(1964年)に建て替えられ、泉尾消防出張所は平成4年(1992年)2月、鶴町消防出張所は平成7年(1999年)にそれぞれ新設され、現在に至っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大正消防署」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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