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大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判 : ミニ英和和英辞書
大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判[おおえけんざぶろう いわなみしょてんおきなわせんさいばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう, え, ごう]
 【名詞】 1. inlet 2. bay 
: [けん]
 【名詞】 1. health 2. strength 3. stick-to-itiveness 
: [み]
  1. (num) three 
: [いわ]
 【名詞】 1. rock 2. crag 
岩波 : [いわなみ]
 【名詞】 1. Iwanami (publisher) 
: [なみ]
 【名詞】 1. wave 
: [しょ]
 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)
書店 : [しょてん]
 【名詞】 1. bookshop 2. bookstore 
: [みせ]
  1. (n,n-suf) store 2. shop 3. establishment 
: [おき]
 【名詞】 1. open sea 
沖縄 : [おきなわ]
 【名詞】 1. Okinawa (one of the Japanese Ryukyu islands) 
: [なわ]
 【名詞】 1. rope 2. hemp 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
: [さい]
 (n-suf) judge
裁判 : [さいばん]
  1. (n,vs) trial 2. judgement 3. judgment 
: [ばん]
 (n,n-suf) size (of paper or books)

大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判 : ウィキペディア日本語版
大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判[おおえけんざぶろう いわなみしょてんおきなわせんさいばん]
大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判(おおえけんざぶろう・いわなみしょてんおきなわせんさいばん)は、元沖縄戦指揮官および遺族が、大江健三郎岩波書店を、名誉毀損で訴えた裁判。集団自決訴訟、沖縄戦集団自決裁判、大江氏賠償訴訟、または沖縄集団自決冤罪訴訟ともいわれる。事件番号は、平成17年(ワ)第7696号出版停止等請求事件。
== 概略 ==
沖縄戦の集団自決について、岩波書店発行の書物『沖縄ノート』(著者:大江健三郎 発行:1970年)、『太平洋戦争』(著者:家永三郎 発行:1968年 文庫本として2002年に発行)及び『沖縄問題二十年』(著者:中野好夫、新崎盛暉 発行:1965年)で書いた内容が、当時の座間味島での日本軍指揮官梅澤裕(うめざわゆたか)および渡嘉敷島での指揮官赤松嘉次(あかまつよしつぐ)が住民に自決を強いたと記述し名誉を傷つけたとして、梅澤裕および赤松秀一(赤松の弟)が、名誉毀損による損害賠償、出版差し止め、謝罪広告の掲載を求めて訴訟を起こした。
2005年8月大阪地方裁判所に提訴され、2008年3月28日に第一審判決となった。判決では、「自決命令それ自体まで認定することには躊躇を禁じ得ない 」とする一方、「大江の記述には合理的な根拠があり、本件各書籍の発行時に大江健三郎等は(命令をしたことを)真実と信じる相当の理由があったと言える」として、名誉棄損の成立を否定し、原告の請求を棄却した〔2008年3月28日読売新聞 〕。原告側は判決を不服として控訴したが、大阪高裁も2008年10月31日に地裁判決を支持して控訴を棄却し、原告側はただちに最高裁に上告した〔『沖縄ノート』差し止め訴訟「真実でないことが明白になったとまでいえず」 産経新聞2008年10月31日〕。
2011年4月21日、最高裁第一小法廷は上告を棄却。原告側の主張は却下された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」の詳細全文を読む




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