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大江 正言(おおえ の まさとき、生没年不詳)は、平安時代中期の貴族・歌人。氏姓は弓削朝臣のち大江朝臣。大隅守・弓削仲宣の子。官位は従五位下・大学允。 == 経歴 == 文章生から、勘解由判官〔『本朝世紀』正暦4年閏10月条〕・右馬助・大学允〔『勅撰作者部類』〕〔『権紀』寛弘3年2月14日条〕を歴任し、位階は従五位下に至る〔「大江系図」(『続群書類従』巻第176所収)〕。また国司として出雲国に下ったこともあった〔『後拾遺和歌集』〕。 和歌に親しみ、能因と親交が篤かった他〔『能因法師集』〕、長徳元年(995年)長徳の変後に大宰府に左遷させられた藤原伊周を護送する弟の大江嘉言と同道して、伊周に和歌に贈っている〔『詞花和歌集』〕。勅撰歌人として『後拾遺和歌集』に2首、『詞花和歌集』に1首の計3首が採録されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大江正言」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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