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大沼電鉄(おおぬまでんてつ)は、かつて北海道(渡島支庁(現在の渡島総合振興局))亀田郡七飯村(現在の同郡七飯町)と茅部郡鹿部村(現在の同郡鹿部町)の間を結んでいた軌道路線およびその運営会社である。 1929年(昭和4年)1月〔〔〔、日本国有鉄道(国鉄)函館本線大沼駅(現在の大沼公園駅)と大沼温泉・鹿部村を連絡する目的で敷設されたが、戦時中の1945年(昭和20年)に不要不急線に指定され、同年6月1日の函館本線(砂原支線)の開通と同時に廃止された〔。戦後の1948年(昭和23年)1月16日に国鉄銚子口駅にて砂原支線と接続する形で一部の区間が地方鉄道として復活したが〔、これも1952年(昭和27年)12月25日に廃止された〔。 == 歴史 == === 開業 === 鹿部村は漁業のまちであるとともに、間欠泉で知られる温泉のまちでもある。その鹿部村の水産物の輸送と鹿部温泉への観光客の輸送のため、鹿部村と函館本線を鉄道で結ぼうとした計画は1922年(大正11年)12月27日出願〔の渡島軌道があった。しかし、資金の問題があり着工の目処が立たなかった。そこで、路線の特許の引き継ぎを受ける形で大沼電鉄の手により1928年(昭和3年)5月6日に起工式が行われ、工事は着々と進められた。当初は12月に開業を予定していたが、雪の影響で工事が遅れ、翌年に持ち越しとなった。1929年(昭和4年)1月5日に大沼駅 - 新本別駅間が開通し〔〔、同月31日には新本別駅 - 鹿部駅間が開通して全線開業となった〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大沼電鉄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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