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大涌谷[おおわくだに]
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大涌谷[おおわくだに]
大涌谷(おおわくだに)は、神奈川県箱根町にある箱根火山の火山性地すべりによる崩壊地形〔黒田和男:日本の代表的な地すべり 大涌谷・早雲山 地質調査所〕。箱根火山の中央火口丘である冠ヶ岳の標高800mから1000mの北側斜面にあり、地熱地帯で活発な噴気地帯でもある。箱根火山に多数有る噴気地帯の中では最大規模のものである。 == 火山活動史 ==
=== 形成過程 === 大涌谷は二回の過程を経て形成された。約3100年前、箱根火山で水蒸気爆発による山崩れが発生し、堆積物が溜まった。さらに約2900年前に小規模な火砕流が発生、冠ヶ岳ができ、また火山砕屑物が積もった。この火山砕屑物と山崩れによる堆積物の間が現在の大涌谷となっている。 大涌谷から強羅付近にかけての地下には、噴火によって生じたじょうご型カルデラの直径3km程度の陥没構造が複数あるとされ、この地域の研究を行った萬年一剛は強羅潜在カルデラ構造と呼称している〔萬年一剛、箱根火山群,強羅付近の後カルデラ地質発達史 地質学雑誌 Vol.120 (2014) No.4 p.117-136〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大涌谷」の詳細全文を読む
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