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大猫(おおねこ)は、日本に伝わる巨大猫の怪異。江戸時代の江戸麻布の瓦版に記録があるほか、同時代の説話集『新著聞集』などにも記述がある。 == 概要 == ; 麻布の大猫 : 麻布・笄町付近の下屋敷のお付きの盲目の針医師が、治療の帰りに消息を絶った。多くの人々が医師を捜しても行方がわからなかったが、何日か後、畑の肥壺で医師が発見され、介抱の末に正気を取り戻した。 : これを聞いた下屋敷は、狐に化かされたのだろうと狐退治に乗り出し、あちこちから集められた狐釣りの名人たちが、夜ごとに狐を捕えに挑んだ。結果、その1人の農民が捕まえるに至ったが、それは狐ではなく、3尺2寸もの見たことも聞いたこともない大猫で、尾が二股に割れていたという〔。 ; 新著聞集 : 貞享2年(1685年)5月。紀州熊野の山中の洞窟に虎のような獣がおり、里の犬や狐などを捕えて食べて、人を追いかけることもあった。銃を撃つと素早く逃げた。 : ある者が仕掛けでこれを捕えたところ、それはイノシシほどの大きさの大猫だったという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大猫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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