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大王大妃(だいおうだいひ/テワンテビ)は朝鮮における先々代王の妃で、主に現王の祖母で先代の王の母親。 大王大妃は現王の母である大妃と比べて政治的実権は少なかったが、王の祖母であるため王室最高位としての礼遇を受け、王室の威厳の象徴だった。そのため王や朝廷の大臣でも大王大妃の判断にむやみに口を挟めず、貞熹王后、文定王后、貞純王后、純元王后などは垂簾聴政により舞台裏の最高権力者になったりした。 ほとんどの王妃は大妃や王大妃の頃に亡くなる場合が多いため、長生きして大王大妃になる王妃はとても少なかった。しかし朝鮮中期以降は初期と比べて短命であったりして、傍系継承で王位に上がる君主が相対的に多くなり、特に純祖以降は幼少の王が続いたため、王権が失墜するなか大王大妃の権威を背景とする外戚による勢道政治や大王大妃自身による身内を不当に優遇し私物化するような垂簾聴政[すいれんちょうせい/スリョムチャンジョン]が問題になった。代表的な例では貞純王后の慶州金氏や純元王后の安東金氏がある。 == 関連項目 == *上王 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大王大妃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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