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素交会(そこうかい)は、民主党のグループ。通称「大畠グループ」。 == 概要 == 菅直人内閣総理大臣・民主党代表の辞意表明を受けた2011年(平成23年)8月29日の民主党代表選挙において鹿野道彦農林水産大臣を支持した国会議員を中心として、同年8月31日に結成された。グループ名は、陽明学者の安岡正篤の「素心の交」という言葉を引用し、同年9月14日に鹿野が命名した〔鹿野グループの名称は「素交会」 MSN産経ニュース 2011年9月14日〕。 主として、菅政権下の党執行部と小沢グループの双方から等距離を置いていた中間派の議員で構成されており、かつて鳩山グループの会長を務めた大畠章宏前国土交通大臣をはじめとするベテラン議員や、鹿野の下で農林水産副大臣を務めた篠原孝、筒井信隆らをはじめとする農水系議員が中心である。 また、羽田グループ出身の保守系議員から、菅グループ出身のリベラル系議員までが混在しているが、概して、政治的立場の左右を問わず新自由主義に対して懐疑的な傾向がある。例えば、2011年(平成23年)8月23日の参議院農林水産委員会において、山田俊男参議院議員が筒井に対して民主党代表選挙で鹿野を推薦する理由について問うと、筒井は、新自由主義的な傾向とは異なる鹿野の姿勢を評価しているからである旨答弁し、次いで山田が鹿野に対して筒井の答弁への所見を問うと、鹿野は、トリクルダウン理論について批判した上で、新自由主義的な考え方について筒井と共通の認識に立っている旨を答弁した〔参議院会議録情報 第177回国会 農林水産委員会 第16号 国会会議録検索システム〕。このように鹿野が新自由主義に消極的であることや、農水系議員が多いことなどから、環太平洋戦略的経済連携協定への参加には慎重な立場を取る議員が多い。 2011年(平成23年)9月2日に発足した野田内閣では鹿野が農林水産大臣に再任され、前田武志が国土交通大臣として初入閣した。2012年(平成24年)1月13日に発足した野田改造内閣では鹿野、前田ともに留任した。 同年9月、民主党代表選挙で再選を目指す野田に対抗して鹿野が出馬するも落選。その後の内閣改造で素交会からの登用はなかったものの、鹿野は党の副代表に就任した。 同年12月16日の第46回衆議院議員総選挙において鹿野が落選。同年12月21日に大畠章宏が新会長に選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「素交会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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