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大福(だいふく)は、小豆でできた餡を餅で包んだ和菓子の一種。大福餅(だいふくもち)とも。 餅はきめ細かくつかれているものを使い、餡の量は餅と同量以上であることが多い。食用の粉をまぶしてあることも多い。餅に豆やヨモギを加えたものや、餡の代わりにイチゴやカスタードクリームを入れたものなどさまざまなバリエーションが存在する。そのまま食べることが多いが、好みによって焼いたり、汁粉に入れたりする。大福を自宅で作る際は、餅に砂糖を混ぜておくと硬くなりにくい。工場で生産され、流通経路を介して販売される製品も同様の傾向がある。 == 歴史 == 江戸時代初期に生まれた鶉餅(うずらもち)が1771年(明和8年)に江戸・小石川の未亡人により小形化され、餡に砂糖を加えられたものが始まりとされる。腹持ちがよいことから腹太餅(はらぶともち)、大腹餅(だいふくもち)と呼ばれていたものが、吉字を使った大福餅に変化したという。寛政の改革時には、行商が焼きながら売り歩く熱い大福が流行した〔宮崎正勝『知っておきたい「食」の日本史』196p・角川ソフィア文庫〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大福」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Daifuku 」があります。 スポンサード リンク
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