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正税(しょうぜい・大税(たいぜい))とは、律令制の下において令制国内にある正倉に蓄えられた稲穀・穎稲(えいとう)のこと。特にそのうちの出挙本稲(元本部分)の部分のみを限定して指す場合もある。主として毎年の租税収入と正税からの出挙による利息分(利稲)から構成されている。 == 概要 == 正税は、 :# 出挙本稲としての利用(利息は上記のように正税の増加分となる)。平安時代には、この部分のみを指して「正税」と呼ばれる場合があった。 :# 不動穀として、国衙や郡衙の正倉に貯蔵する(理想として、田租収入30年分(年間収穫量に匹敵)の備蓄が想定されていた)。 :# 事務経費や官人給与など、地方行政の運営費用に充てる。 :# 中央への貢納品の購入と租税・貢納品上供のための運送費用。 などに充てられることになっており、主に租税収入は稲穀として不動穀(必要に応じて災害・飢饉に対する臨時出費及び穎稲の補充・増強に回す場合もある。)に、出挙の利息は穎稲(正税稲/出挙稲)として出挙本稲及び諸経費にあてることが行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「正税」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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