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大翔丸 翔伍(だいしょうまる しょうご、1991年7月10日 - )は、大阪府大阪市平野区出身で、追手風部屋所属の現役大相撲力士。本名は川端 翔伍(かわばた しょうご)。身長175cm、体重149kg、血液型はA型。〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年5月号別冊付録 『平成26年度版 最新部屋別 全相撲人写真名鑑』 11頁〕最高位は東前頭14枚目(2016年3月場所)。 == 来歴 == 大阪市立加美北小学校4年次から大東市相撲連盟で相撲の稽古を始めると、その年の大会でいきなり3位の好成績を残す。6年次にはわんぱく横綱の栄冠に輝き、中学校は親元を離れて明徳義塾中学校へ相撲留学。3年次に全国都道府県中学生相撲選手権大会で個人優勝という実績を残している。明徳義塾へスカウトした当時の監督が退任したこともあって内部進学はせず、高校はより高いレベルを求めて金沢学院東高等学校へ進学〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2015年3月号(春場所展望号) 98頁〕。1年次から団体戦レギュラーとなって何度も高校の優勝に貢献しているが〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年4月号増刊 『角界の超新星・遠藤聖大』 31頁〕、個人タイトルにはなかなか縁が無く、高校最後の大会で1度優勝したのみである。〔川端が初優勝 石川県相撲選手権 北國新聞 2009年10月19日(2014年5月19日閲覧)〕日本大学経済学部経済学科に進学すると、名門といわれる相撲部で1年生から団体戦のメンバーとなるが、2年次に左膝を負傷して一時はレギュラーから外れていた。怪我も癒えた後の4年次には副主将に就任。全国学生相撲選手権大会は団体で3位だったものの個人は16強止まり。しかし、全日本相撲選手権大会では得意の押し相撲が冴え、準決勝では日大の後輩を、決勝では日大の当時の主将を破ってアマチュア横綱の栄誉に輝き、大相撲の幕下15枚目格付出の資格を取得した。〔遠藤の後輩、川端が初のアマ横綱に デイリースポーツ 2013年12月9日(2014年5月19日閲覧)〕 2014年2月に、高校・大学の1年先輩である遠藤も所属している追手風部屋に入門。アマチュア横綱が2年続けて同じ部屋に入門した初のケースとなった。〔遠藤に“追い風”!アマ横綱の川端と“共闘”で金星奪う!! SANSPO.COM 2014年2月26日(2014年5月19日閲覧)〕同年3月場所で初土俵となり、初日に出羽疾風を得意の押しで破ってプロデビュー。〔川端デビュー戦圧勝「まだまだこれから」 日刊スポーツ 2014年3月9日(2014年5月19日閲覧)〕3日目には高校で2学年上だった栃乃里も強烈なハズ押しで破って連勝スタートとしたが〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年4月号(春場所総決算号) 81頁〕、5日目に琴宏梅に敗れてプロ初黒星。〔アマ横綱川端が初黒星「切り替えて次」 日刊スポーツ 2014年3月13日(2014年5月19日閲覧)〕途中連敗も経験したが、最終的にこの場所は5勝2敗で終えた。〔ちなみに、5勝2敗の星の並び方は、奇しくも遠藤の初土俵場所と全く同じである〕目標とする豪風〔ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年4月号(春場所総決算号) 109頁〕を手本に、まずは関取昇進を目指すところであったが、同年9月場所と11月場所は3勝4敗としばしの足踏みを余儀なくされた。 幕下12枚目から出直しとなった2015年は、1月場所で大きく勝ち越して3月場所では西幕下筆頭に昇進。勝ち越せば十両昇進も見える状況で5番勝ち、場所後の番付編成会議にて同年5月場所での十両昇進が決定した。十両昇進と同時に、それまで本名のままだった四股名を『大翔丸』に改めた。〔大翔丸と錦木、新十両に昇進 大相撲夏場所番付会議 日本経済新聞 2015年3月25日(2015年3月25日閲覧)〕この四股名には「何かが書けたら丸にならない。自分の相撲を完全に取り切ってほしい」という願いが込められている。〔『大相撲ジャーナル』2015年4月号80頁〕しかし新十両の場所は壁に跳ね返されて負け越し、1場所で陥落。幕下から出直しとなった7月場所は7戦全勝の幕下優勝を果たした。〔元十両大翔丸が幕下優勝 デイリースポーツonline 2015年7月24日(2015年7月26日閲覧)〕十両復帰の9月場所は負け越したが、十両通算3場所目となった11月場所では十両で初勝ち越しを10日目に決めた。十両の優勝争いに千秋楽まで絡み、十両優勝は逃したが12勝3敗の好成績でこの場所を終えた。続く2016年1月場所も10勝5敗と大きく勝ち越した事により、同年3月場所で新入幕となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大翔丸翔伍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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