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大蔵 広隅(おおくら の ひろすみ〔旧仮名遣いでの読みは「おほくらのひろすみ」。〕、生没年不詳)は、飛鳥時代の人物。姓は直。大蔵氏の祖。東漢古閉の子で〔鈴木真年『百家系図稿』巻10,倭漢氏弟腹〕、子に国足・沢足がいた〔鈴木真年『百家系図稿』巻3,大蔵〕とする系図がある。 壬申の乱が勃発したとき、広隅は近江大津京にいたらしい。大津京にいた高市皇子は、父の大海人皇子の挙兵を知って京を脱出し、6月25日に鹿深を越えて積殖山口で大海人皇子の一行に合流した。このとき高市皇子に従っていたのが、民大火、赤染徳足、広隅、坂上国麻呂、古市黒麻呂、竹田大徳、胆香瓦安倍であった。鹿深は近江国甲賀郡のあたりである。積殖山口の推定地は後の伊賀国阿拝郡柘植郷(現在の伊賀市柘植)で、当時は伊勢国に属した。広隅のその後の行動については記録がない。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大蔵広隅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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