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大西 宏（おおにし ひろし、1962年5月14日〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧： - ヨミダス歴史館にて閲覧〕 - 1991年10月16日）は、日本の登山家。1989年に、スキーによる北極点到達とエベレスト登頂を果たす「2極」征服を達成した。 == 経歴 == 名古屋市生まれ〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。 1978年、東京都立九段高等学校に入学し、山岳部に入部〔。明治大学に進み、2年生のときから山岳部に入って活動し〔 - ヨミダス歴史館にて閲覧〕、卒業後も、いったん食品会社に就職したものの、肉体労働のアルバイトをしながら登山中心の生活を送り〔、OB会である炉辺会のメンバーとして活動した。 1985年、日本山岳会の80周年記念行事として行なわれた中国登山隊に参加し、崑崙山脈カカサイジモンカに登頂〔。 1987年、日本・中国・ネパール1988チョモランマ・サガルマタ友好登山隊に参加し、北稜ルートでエベレストに登頂〔。 1988年、アンデス山脈のワスカランに登頂〔。 1989年、ロバート・スワン (Robert Swan) が率いた、スキーによる北極点到達を目指すアイスウォーク国際北極遠征隊の一員として、北極点に到達〔〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。 1989年、カトマンズクラブのエベレスト登山隊1989に参加し、南東稜ルートでエベレストに登頂〔。10月13日に頂上に立ち、1年のうちに地球の「2極」に到達した〔 - ヨミダス歴史館にて閲覧〕。 1990年、マカルーに登頂〔。また、日中合同ナムチャバルワ偵察隊に参加し、ナイプン直下の鞍部に到達〔。 1991年、ナムチャバルワ日中合同登山隊に参加〔。このとき大西は輸送、会計担当であったが〔、「エース」と目されており〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕、「並外れた体力でルート開拓の牽引役となっていた」とされる。10月16日〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕、第4キャンプ予定地へ向かって南稜を登攀中に、標高6,150m付近で雪崩に巻き込まれ、遭難死した〔 〕。遺体は現地で荼毘に付された。 生前の大西は南極点到達による「三極制覇」を目標としていたが、大西の計画を継承して1993年に徒歩で南極点を目指したアンタークティックウォーク南極点探検隊は、大西の遺影と遺骨の一部をそりに積んで南極点に到達した〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。また、遺稿集『遠く高く』（悠々社）も同年に出版された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「大西宏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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