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大誉地駅(およちえき)は、北海道足寄郡足寄町大誉地本町20-11〔『10年』 p. 104〕にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。ふるさと銀河線廃線に伴い、2006年(平成18年)4月21日に廃駅となった。電報略号はオヨ。 駅名の由来はアイヌ語の「オヨチ(熊の害の多い所)」だと言われているが、現実には「オ・イ・オチ(川の近くに蛇の多いところ)」が有力。 == 歴史 == 1910年(明治43年)の池田-淕別間開業まもなく周辺の山から採石した石材搬出がこの地で盛んになり、本線上に貨車を停車して積込み作業を行っていたが、列車遅延の原因となっていたために当駅が開設された。1915年(大正4年)からは王子製紙により淕別の斗満川上流からの流送木材陸揚げ網羽が最寄りの利別川に設けられ、当駅土場まで馬車軌道が敷設されて木材の搬出が盛んな時期もあったが、1919年(大正8年)の洪水で被害を被ったために淕別駅土場へ切り替えられた。 1954年(昭和29年)12月に駅舎が改築され、この駅舎が廃止に至るまで使用された。この時期が駅の利用の最盛期で、年間約12万6000人が利用していた。以降は地域の人口減少に伴い利用客も減少していった。2006(平成18年)年に廃止となった後は、他の目的での利用を模索して駅舎が残されていたが、具体化できなかったため約158万円をかけて2015年(平成27年)1月にも解体することになった。 * 1913年(大正2年)10月11日 - 鉄道院網走本線の駅として新設開業。一般駅〔『JR釧路支社』 p. 81〕。 * 1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体である日本国有鉄道に移管。 * 1954年(昭和29年)12月- 駅舎改築〔。 * 1961年(昭和36年)4月1日 - 路線の呼称変更により〔『JR釧路支社』 p. 96〕、池北線の駅となる。 * 1977年(昭和52年)4月28日 - 業務委託化〔『JR釧路支社』 p. 96〕。貨物取扱い廃止。 * 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止〔『JR釧路支社』 p. 113〕。 * 1986年(昭和61年)11月1日 - 無人化。 * 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承。 * 1989年(平成元年)6月4日 - 経営移管により、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅となる〔『JR釧路支社』 p. 122〕〔『10年』 p. 105〕。 * 2006年(平成18年)4月21日 - ふるさと銀河線廃線により廃止。 == 駅構造 == 単式ホーム1面1線を有する地上駅。もとは島式ホーム1面2線を有する構造であったが1線が撤去され、この構造で廃駅を迎えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大誉地駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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