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大貫昌幸 : ミニ英和和英辞書
大貫昌幸[おおぬき まさゆき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かん]
 【名詞】 1. kan (approx. 3. 75 kg) 
: [さち]
 【名詞】 1. happiness 2. wish 3. fortune 

大貫昌幸 : ウィキペディア日本語版
大貫昌幸[おおぬき まさゆき]
大貫 昌幸(おおぬき まさゆき、1964年 - 1993年1月26日)は、日本のゲームデザイナー。ゲーム製作集団ORGの創設者。テーブルトークRPGの黎明期を支えた人物の一人として知られている。
==経歴==
学生時代にゲームサークル「ファースト・ディビジョン」に所属。その頃から旧シミュレイター誌などにウォー・シミュレーションゲーム関連やTRPGの記事を書いており、『日本機動部隊2』などのゲームデザインも行っていた。特に、旧シミュレイター誌では、ツクダホビー社製のアニメを題材としたウォー・シミュレーションゲームの紹介を行い、その地位向上に尽力した。(ツクダホビー社のガンダムを皮切りとするアニメを題材とするシミュレーションボードゲームは、商業的な成功を収め愛好者も多かったにも関わらず、当時は、ヒストリカル(史実)ジャンルに比べて、本格的な紹介や研究がされなかった背景があった。大貫自身、後に「アニメを再現する」コンセプトのTRPG「ワープス」をプロデュースする)
1985年にゲームクリエイター集団ORGを立ち上げ。株式会社新和がダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(第四版。俗にいう『赤箱』版である)の翻訳販売を行う際、翻訳者として抜擢された。ORGは、オフィシャルD&Dマガジンで「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ」のサポートを行う一方、オリジナルゲームデザインや、自社製品の展開も熱心に行った。
その後、マル勝ファミコン誌でRPG風の読者参加企画『ダブルムーン伝説』を連載。ドラゴンクエスト以降のファミコンRPGの人気にあやかった企画だったがこの連載が人気を博し、ダブルムーン伝説のテーブルトークRPG化も大貫の手により成される。
当時のマル勝ファミコン読者の多くがこの連載からテーブルトークRPGの世界に入っていき、ダブルムーン伝説は『ロードス島戦記』と並ぶ、テーブルトークRPG黎明期の功労者として現在でも名高い。なお大貫は、この時期、PCゲーム誌「マイコンBASICマガジン」でもTRPGの紹介記事の連載を行っていた。
ファンタジーのメタルフィギュアの愛好家としても知られ、様々な雑誌でメタルフィギュアについての紹介を行い、ORGを通じての輸入販売も実行した。
ゲームデザイン、雑誌記事の連載、読者参加企画の主催など多忙を極める中で、1993年1月26日に虚血性心不全のため逝去。
1994年、有志により遊戯に関する研究論文を中心とする遺稿を集めた「歳月忽巳晩 大貫昌幸遺稿追悼輯」が刊行されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大貫昌幸」の詳細全文を読む




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