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大野町(おおのちょう)は、愛知県八名郡にかつて存在した町である。 豊川の支流宇連川の左岸を町の範囲とした。1889年(明治22年)の町村制施行により大野村として発足、1892年(明治25年)に町制を施行し大野町となったが、1956年(昭和31年)に周囲の自治体と合併して鳳来町の一部となり、消滅した。2005年(平成17年)に鳳来町が新城市に編入されたため、現在では同市の一部である。 鳳来寺と秋葉山本宮秋葉神社を結ぶ秋葉街道と、豊橋と別所を結ぶ別所街道が交差する宿場として栄え、明治時代には養蚕の集散地、昭和戦前までは大野銀行(三菱東京UFJ銀行の前身の一つ)を背景に東三河の金融の中心地としても発展した。現在も古い町並みが残り、旧大野銀行本店の店舗も「鳳来館」というレトロ喫茶店として運用されている。 == 歴史 == 前身は大野村である。周囲の村と同様に天正18年(1590年)に吉田藩領(池田輝政領)、ついで慶長5年(1600年)に徳川氏領(幕府成立後は幕府領)となった〔『日本歴史地名体系』23、p963〕。以降江戸時代を通じて幕府領であり、そのまま明治を迎えた。 町村制が施行された1889年(明治22年)10月1日、大野村の北から東にかけて存在した睦平村・細川村・名号村・名越村・井代村・能登瀬村の6村と合併し、(新)大野村が成立した。7つの大字を持つ村となったが、翌1890年(明治23年)10月20日に7つの村が分立する旧の形態に戻り、大野村は大字を持たない(江戸期からの)旧大野村の範囲に縮小した。1892年(明治25年)4月18日にこの大野村は町制を施行し、大野町に改称した〔『角川日本地名大事典』23、p286〕。なお、大野村を除く6村は1906年(明治39年)高岡村を加えて合併し、七郷村を発足させている。 そのまま町域の変化はないまま推移していたが、昭和の大合併の中で、1956年(昭和31年)4月1日に七郷村や南設楽郡長篠村・鳳来寺村と合併して鳳来町の一部となった〔『鳳来町誌』歴史編、pp937-941 〕。旧大野町の範囲は鳳来町の大字「大野」として継承され〔、同町の新城市への合併後は新城市の大字に移行している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大野町 (愛知県八名郡)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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