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大阪市交通局2201形電車(おおさかしこうつうきょく2201がたでんしゃ)は、1954年に製造された、かつて大阪市交通局(大阪市電)に在籍していた路面電車車両である。 == 概要 == 2201形は、1954年12月に2201 - 2211の11両が、日立製作所、富士車輌、帝国車両で製造された。 車体は、前年登場した3000形と同型の新・大阪市電スタイルの全長約12.5mの前中ドア式、窓配置D5D4(D:客用扉、数字:側窓数)の中型車であるが、前面デザインは大きくリファインされて、後に2601形・3001形に継承された〔なお前面窓は、2201形のみ他の形式よりも大きい。〕。但し、3000形とは逆に左側を系統幕、右側を方向幕として方向幕及び系統幕を拡大したものとなり、従来車より遠くから行先及び系統が判別できるようになった。また、内装は3000形とは異なりロングシートとなったほか、車内は半鋼製だったために当初はニス塗りで登場した。この他、側面の車掌台部分は、3000形同様の落とし込み式の下降窓で、このスタイルは2601形の1次車(2601 - 2620)まで継承された。 台車・電装品は、台車は弾性車輪つきの住友金属工業FS-57Aを装着し、電空単一のブレーキを装備したほか、制御装置は間接非自動制御のPC-201、電動発電機はCLG-303Cをそれぞれ搭載したが、モーターはSS-60(1時間定格出力45kW)を各台車に1基ずつ計2基搭載する吊掛駆動車となった。3000形同様の直角カルダン駆動の採用を見送ったのは、技術的な熟成度などを勘案してカルダン駆動車の導入は時期尚早と判断したためである。しかし、3000形の成果も採り入れて防音に留意していたことから、車輌課長の宮本政幸によって「防音電車」と命名された。 このように、吊掛駆動ながらも間接制御や新型台車などを採用した2201形は、横浜市電1500形や名古屋市電1800形などと同一レベルの車両として登場した。3000形の導入から見ると後退した印象を受けるが、一歩ずつ技術の熟成を待ち、実用レベルで最高級の技術を導入する姿勢が、後の3001形の成功につながることになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪市交通局2201形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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