|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 大阪市 : [おおさかし] (n) Osaka city ・ 市 : [し] 1. (n-suf) city ・ 市営 : [しえい] 【名詞】 1. municipal management
大阪市営バス(おおさかしえいバス)は、大阪府大阪市が経営するバス(公営バス)である。大阪市営地下鉄とともに大阪市交通局が担当する。 == 概要 == 大阪市全域を運行エリアとするほか、隣接する守口市(営業所も所在)〔かつては守口車庫前を超えて同市内の八番まで乗り入れていた時期もあった。〕、門真市、東大阪市、堺市、松原市、摂津市にも乗り入れている〔この他、36号系統が安田 - 茨田東小学校前の一部区間で大東市を、9号系統と61A-B号系統が一部区間で八尾市を通っているが、両市内には停留所は設置されていない。ただしかつては安田から鴻池新田を経て住道駅前までの路線(現在の近鉄バス稲田営業所の系統である11番に相当)とJR平野駅前から近鉄八尾駅前までの路線が設定されていた。〕。かつては豊中市や八尾市にも乗り入れていたが、現在は廃止されている。 総営業キロ数は648.5km(平成21年3月31日当時)、保有車両数は719両(平成22年9月1日当時)であったが、赤バスの廃止を含めた路線再編により縮小により、2013年度の車両数は556台である〔バスラマ・インターナショナルNo.137 P.10 2013年4月25日発行〕〔最盛期の1966年度には1886台を保有していたが地下鉄の開業や路線の再編で車両数は削減が続けられた。特に2013年度は赤バスの廃止と2営業所の閉鎖もあり、2012年度末の663台から100台以上も削減した(台数についてはバスラマスペシャル6「大阪市営バスの本」P.97 1997年およびバスラマインターナショナルNo.137 P.10参照)。〕。 2002年1月の路線改編以降は、一部営業所を外郭団体の大阪シティバス(旧・大阪運輸振興)株式会社に管理委託しており、運営コストの削減を進めている。また、2007年4月から井高野営業所を南海バスに委託している。 かつては日本初のワンマンバスや、「赤バス」と呼ばれる100円料金のコミュニティバスの運行を行い、現在でもカード乗車券に限り地下鉄との乗継割引制度の導入など、サービス改善にも積極的な部分がある。 市内のバス運行のほとんどを独占している状態で(一部に阪急バスや近鉄バス、阪神バス、日本城バス、北港観光バスなどがある)、2002年2月の参入規制緩和以降も、民間の参入はほとんどない(市営モンロー主義の項も参照)。 大阪都構想に関連する大阪市の市政改革に伴い、府市統合本部より改革案が示され、赤字幅の大きい市バスの運行については民営化や他の交通サービス(乗合タクシーなど)への転換が検討されている。採算性のある58路線は民間譲渡などで維持を図り、不採算とされている一般バス41路線、赤バス29路線は原則廃止し、各行政区で必要性を判断するとした〔府市統合本部 改革の基本方針決定 地下鉄、バスの民営化など3カ月内に工程表 - 産経MSN 2012年6月19日20:19(JST)〕〔大阪府市統合本部:1万人を非公務員化 年200億円経費削減 中之島図書館は廃止 - 毎日新聞大阪本社朝刊2012年6月20日〕。しかし各区の調整が遅れたため、2012年度末に廃止したのは「赤バス」のうち26路線(3路線は存続)に留まった。また、存続した「天王寺ループ」「西淡路〜区役所」「長吉長原西〜瓜破西」の3路線は一般バスに組み込み、ダイヤ改正および料金の200円への値上げが行われた〔大阪市営バス44路線 廃止方針一転存続へ 公募間に合わず - 産経MSN 2012年9月20日12:26(JST)〕〔【報道発表資料】赤バスの廃止について - 大阪市ホームページ2012年9月24日〕。その後、2013年3月31日の運行をも って赤バスは廃止となり、残留路線はそれぞれ「西淡路〜区役所」系統が11号系統(東淀川駅前経由の便は途中の新大阪駅東口までは11A号系統)、「天王寺ループ」は68号系統、「長吉長原西〜瓜破西」系統は出戸バスターミナルを境に16号系統と66号系統に分割され(ただし一部の便を除きこの2系統は連続運転)、一般系統として同年4月1日から運行していたが、このうち68号系統は1年後の2014年4月1日で廃止され、また同日には66号系統も14号系統に統合され(統合により14号系統の一部区間で経路を変更している)事実上廃止された。これにより16号系統は連続運行を終了した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪市営バス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|