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大阪市電市岡車庫 : ミニ英和和英辞書
大阪市電市岡車庫[おおさかしでん いちおかしゃこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大阪市 : [おおさかし]
 (n) Osaka city
: [し]
  1. (n-suf) city 
市電 : [しでん]
 【名詞】 1. municipal railway 2. city streetcar 3. tram
: [こう, おか]
 【名詞】 1. hill 2. height 3. knoll 4. rising ground
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 
車庫 : [しゃこ]
 【名詞】 1. garage 2. car shed 

大阪市電市岡車庫 : ウィキペディア日本語版
大阪市電市岡車庫[おおさかしでん いちおかしゃこ]
大阪市電市岡車庫(おおさかしでん いちおかしゃこ)は、かつて大阪府大阪市港区市岡元町3丁目にあった大阪市電車庫
== 概要 ==
市岡車庫は、1903年明治36年)8月に大阪市電の第一期線として建設が開始された大阪市電築港線(花園橋西詰・築港桟橋間)の建設開始と同時に着工し、同年9月12日の築港線の開業と同時に、当時の大阪市西区市岡町(現在の大阪市港区市岡元町3丁目)に開設された。
大阪市電初の車庫として開設された市岡車庫は、木造二棟の粗末な造りで、単車でやっと10両が収容できるという小さな車庫であった。
建物は築港線に沿って建てられ、東西それぞれに入庫線と出庫線があった。この入庫線・出庫線と営業路線とのポイントでは度々脱線事故が発生しており、1906年(明治39年)10月には、東側の入庫線・出庫線と営業路線とのポイントで車庫の扉に6号車両が衝突し、門扉を破損したという記録が残っている。
このように小さく、設備も十分とはいえない市岡車庫であったが、市電開業当初の1号車両から10号車両まで、10両の車両の組立も行われた。
1908年(明治41年)8月1日、大阪市電の第二期線として大阪市電東西線(九条中通一丁目・末吉橋間)、大阪市電南北線(大阪駅前・恵美須町間、渡辺橋・大阪駅前間)が開業したのに伴い、同日に廃止された。跡地は現在、市岡元町公園になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大阪市電市岡車庫」の詳細全文を読む




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