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大阪星光学院中学校・高等学校(おおさかせいこうがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう、英称:Osaka Seiko Gakuin Junior/Senior High school)は、大阪府大阪市天王寺区に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。高等学校においては、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒との間において、第1学年から混合してクラスを編成する併設混合型中高一貫校である。 == 概要 == 1950年5月24日、サレジオ会により創立。男子校である。サレジオ会はこれに先んじて1930年宮崎神学校(現・日向学院)を設立、1960年には目黒サレジオ中学校・高等学校(現・サレジオ学院中学校・高等学校)と男子校を設立したが、日向学院は90年代に共学化した。「世の光であれ」を校是とし、大学進学に向けた学力だけでなく一人一人が他者に目を向け、支えることができる人間を育成している。学校長は初代から現在10代目に至るまで全員神父である。 所在する大阪市天王寺区伶人町は名所・旧跡といった歴史にゆかりのある建造物が多く、校舎の北側には勝鬘院(愛染堂)、谷町筋のはす向かいには四天王寺が所在する。 校内には松尾芭蕉・与謝蕪村も訪れた浮瀬亭が俳跡「蕉蕪園」として残っている。 創立以来フィールドホッケー部が強く、1957年と1958年に国体で優勝、現在でも2007年、2009年にインターハイ出場を果たしている。 進学指導に力を入れており、卒業生の半数は京大、東大、阪大、神戸大、大阪市立大に進学している。入試難易度は府内で最も高い。高校入試を行っていたが、2015年度は、中3がすでに200人を越え、また、募集の効率の悪さから中止。2016年度は再び募集実施の予定である。外進生比率は少ない〔『平成12年度版 全国注目の中高一貫校』(学習研究社、1999年8月発行)の「要注意! この学校には高校から入れない!!」のp.68の表のうち「1999年の募集人員が少なかった私立高校の例」によれば、「高1生の在籍生のうち外進生比率が20%以下の主な学校」には大阪星光学院が準完全中高一貫校として分類されている。〕。 大阪星光学院には複数の学内外施設がある。まず、学内には聖トマス小崎研修館がある。中学1年時には1週間ここで全員参加の合宿が行われ、ここから学校に通う。また、長期休暇にクラブの合宿などに使われる。阪神・淡路大震災時には家の全半壊した生徒が緊急に利用したこともあった。また、学外施設として和歌山県に南部学舎を、長野県に黒姫山荘をそれぞれ有しており、勉強や登山・スキー合宿が積極的に行われている。太平洋に面する南部学舎ではかつて遠泳が行われていたが、サメやクラゲが観測されるなど安全性が確保しにくくなったため、現在は行われていない。 2006年春より校舎建て替え工事が行われ、2007年8月に中学棟は4階建て、高校棟は6階建ての第一期新校舎(聖トマス小崎研修館・体育館・実験室・食堂含む)が完成した。また、2008年の12月に第二期新校舎(聖堂・職員室・柔道場・剣道場など)が完成した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪星光学院中学校・高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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