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大阪電気軌道デワボ1800形電車(おおさかでんききどうデワボ1800がたでんしゃ)は大阪電気軌道が保有した木造有蓋貨物電車である。 奈良線向けの小型木造車体を備えた車両としては唯一、車両限界の大きな大阪線で運用されたことで知られる。 == 概要 == 大阪電気軌道では桜井線(後の大阪線の一部)の延伸開業に伴い、直流1,500V電化区間用電動貨車が必要となった。 無蓋電動貨車についてはデトボ1600形を1930年11月に新造したが、有蓋電動貨車については製造費の節減が図られ、同時期に木造車体の鋼製車体への載せ替え工事を推進していた奈良線用デボ61形のうちデボ78・79の旧車体を流用、これに新製した1,500V対応機器を組み合わせて対処することとした。 こうしてデワボ1800・1801の2両が1930年5月に製造された〔車体の流用元となったデボ78・79は主要機器をデボ301形307・308に供出しているが、車籍上は1930年7月まで在籍の後、除籍処分となっており、デボ307・308には車籍が継承されていない。このような事情から、デボ78・79の在籍期間中に設計認可申請を行った本形式は、別途新規設計の扱いで車籍を取得している。なお、書類上の製造所は改造を担当した田中車両となっている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪電気軌道デワボ1800形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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