|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 青 : [あお] (n) 1. blue 2. green 3. green light ・ 海戦 : [かいせん] 【名詞】 1. naval battle ・ 戦 : [いくさ] 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight
大青海戦(だいせいかいせん、デチョン-、)とは、2009年11月10日に、黄海で発生した大韓民国(韓国)海軍の艦艇と、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)海軍の警備艇の銃撃戦である。同年11月17日、韓国国防部によって「大青海戦」と命名された。 == 概要 == 2009年11月10日10時33分、韓国の海軍第2艦隊司令部は北朝鮮の警備艇1隻が北方限界線に向かっているのをレーダーで確認した。北朝鮮警備艇が北方限界線に近づいたところで、警告放送を行うと同時に、高速哨戒艇4隻を当該海域に向かわせた。 北朝鮮警備艇は韓国側の警告放送を無視して北方限界線を越境。その後の複数回警告も無視して、さらに韓国領海を侵犯したため、韓国海軍の高速哨戒艇チャムスリ級325号は北朝鮮警備艇の1キロ先に向かって40ミリ機関砲で警告射撃を行った。 警告射撃の直後、北朝鮮警備艇はチャムスリ級325号に対して船体への直接射撃を開始。攻撃を受けた韓国海軍の高速哨戒艇2隻は応戦した。韓国側の攻撃は北朝鮮警備艇に命中し、甲板と船体が大きく破損し、多数の死傷者が発生した。 北朝鮮警備艇は攻撃を受けた後、直ちに北方に逃走した。韓国海軍は北朝鮮海岸の砲による反撃を懸念して、大青島の方に引き返した。交戦時間は2分程度であった。 韓国側に人的被害は出ていない。北朝鮮側については、聯合ニュースが「1人死亡、3人負傷」と報じている。 脱北者団体である自由北朝鮮運動連合のパク・サンハク代表は、北朝鮮国内の内通者の話として、この海戦で北朝鮮海軍は10人近くの戦死者を出し、西海艦隊司令官が更迭されたと述べている〔「北の西海艦隊、2月に大青海戦復讐を決議…金正日が指示」 -中央日報2010年4月23日〕。2010年2月に金正日総書記直接の指示により「大青海戦報復決議大会」が開かれ韓国に対する復讐を誓ったという。そして3月中旬からは全将兵の休暇・外出を禁止する非常待機令を発令した。また、海戦に北朝鮮は大きな衝撃を受けていることも伝えられた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大青海戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|