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大高川(おおだかがわ)は愛知県を流れる二級河川。二級水系天白川の支川である扇川の支川。法河川延長2.9キロメートル、流域面積7.2平方キロメートル。 == 概要 == 名古屋市緑区大高町の水主ケ池(かこがいけ)を水源として〔、東海道本線と併走するように緑区内を北流。大府市共和町木ノ山に端を発する瀬木川を緑区森の里で合流して、その後は北西寄りに流れを変えて大高町中川と下塩田の間で扇川の最下流部に合流する〔。流路は鞍流瀬川(境川の支川)とともに尾張丘陵と大府丘陵を分ける低地となっており〔坂本・高田・桑原・糸魚川(1986)、P.1〕、戦国時代には大高城の北東を流れるこの川を挟むように鷲津砦や丸根砦が置かれて、付近は桶狭間の戦いの前哨戦の舞台となった。 江戸時代になると知多半島では醸造業が盛んになり、半島の根元に位置する鳴海・大高周辺でも良質な水や米を利用した酒造が盛んに行われた〔緑区誌(2013)、pp.173 - 174〕。かつて大橋の付近には船頭や船問屋を稼業とする住民が住む集落として「舟戸町」があり、この地で造られた酒は大高川から扇川・天白川を経て樽船に乗せ江戸にまで出荷された〔。1889年(明治22年)に東海道本線が全通するとこの水運は衰退したが、昭和初期までは伊勢参りの船がこの付近から発着していたという。なお、2016年(平成28年)現在も川の周辺には神の井酒造や山盛酒造、萬乗醸造などがあって酒造りが行われている。 2009年(平成21年)4月1日、愛知県から名古屋市へ河川管理権限が移譲された 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大高川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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