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大鮫魚(だいこうぎょ)は、古代中国の海にいたとされる伝説的な魚である。不老不死をかなえる蓬莱への行く手を阻み、紀元前210年に始皇帝に射殺された。高大魚(こうだいぎょ)、鮫大魚(こうだいぎょ)とも書かれる。 == 史記の記述 == 大鮫魚に関するもっとも古い記録は、『史記』秦始皇本紀の始皇帝37年(紀元前210年)の箇所にある。始皇帝に神薬を求められながら、何年たっても得られなかった方士徐巿(別の箇所に徐福と書かれる)は、蓬莱の薬を得られないのは大鮫魚に妨げられるからだと嘘を言い、射撃の名手に連弩で射させるよう求めた。その時巡幸中の始皇帝は、人の姿をした海神と戦う夢を見た。皇帝に問われた占夢博士は、水神を見ることはできず、大魚・蛟竜を兆候とすると言い〔新釈漢文体系の訳による。国東文麿は、水神はものを見ることができないため、大魚・蛟竜に偵察させると訳す(『今昔物語集』9の)。〕、この悪神を除けば善神が来るだろうと答えた。始皇帝は船に乗ってみずから連弩を持ち、之罘で大魚を発見して射殺した。始皇帝はしばらくして病を発して死んだ。〔『史記』秦始皇本紀第6、始皇帝37年。新釈漢文体系『史記』1、361-362頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大鮫魚」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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