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【名詞】 1. heaven and earth 2. top and bottom =========================== ・ 天 : [てん] 【名詞】 1. heaven 2. sky ・ 天と地 : [てんとち] 【名詞】 1. heaven and earth 2. top and bottom ・ 地 : [ち] 1. (n,n-suf) earth
『天と地』(原題:''Heaven & Earth'')は、1993年制作のアメリカ映画。オリバー・ストーン脚本・監督。出演はトミー・リー・ジョーンズ、ハイン・S・ニョール、ジョアン・チェン、ヘップ・ティ・リーなど。『プラトーン』(1986年)、『7月4日に生まれて』(1989年)と併せて、ストーン監督のベトナム戦争三部作をなす。 映画は、レ・リー・ヘイスリップ( Le Ly Hayslip )がベトナム戦争期の自身の体験について書いた小説『When Heaven and Earth Changed Places』を原作としている。 == あらすじ == レ・リー・ヘイスリップ(ヘップ・ティ・リー)は、抗仏戦争中にベトナム中部の、当時キ・ラと呼ばれた農村に生まれる。 穏やかな美しい村であったが、この村が南北ベトナムの国境線付近であったためこの村の人々と彼女の人生は否応なく戦争に巻き込まれていった。 彼女がベトコン側の見張りをしていて、ベトナム共和国政府軍兵士の進行をベトコン側に通報したため、ベトナム共和国政府軍に逮捕・拷問される。家族の働きかけによって釈放されるが、そのことでベトコンにスパイと疑われ、二人のベトコン兵士にレイプされる。そして、村人からも疑いの目をかけられるようになり、彼女は村を離れなければならなくなった。 彼女と母親はサイゴンで、アインという金持ちの屋敷で雇われることになった。 そのうちにレ・リーはハンサムな主人アインに惹かれ恋心を抱くようになり、彼の子を妊娠してしまう。アインの妻に妊娠したことを知られ、レ・リーと母親は故郷近くの街ダナンに追い返されることになった。 母親は商売がうまくいかず故郷の村に帰ってしまうが、帰ることのできない彼女は生まれた子供ともに困窮しながらも米軍のゴミ収拾場で働きはじめ、ついには米軍兵相手に売春をしてしまう。 後に韓国軍のカジノの職を得て生活は安定し、アメリカ海兵隊の射撃隊軍曹スティーブ・バトラー(トミー・リー・ジョーンズ)と出会う。 彼女は過去の不運な恋愛経験などから、最初は彼に冷たくするがスティーブは彼女の心を解きほぐしていく。 二人は結婚し新しい家庭を持つことになったが、日に日に戦況は悪化し、終にはベトナム共和国政府が崩壊してしまう。 スティーブが戦場へ向かったため、二人は離ればなれになってしまうが、後に再会する。そして二人はベトナムを去り、アメリカに行く。 人生を共に歩み始め、レ・リーは夫の反対を押し切って始めた商売が軌道に乗り、アメリカ社会に適応するが、スティーブは、特殊部隊で過ごした殺戮の日々の記憶とアメリカでの仕事がうまくいかないことから次第に心を蝕まれてゆく。そんなスティーブとレ・リーとの間には溝ができ、ついには離婚してしまう。さらに海兵隊をクビになり、結婚生活も仕事も失ったことになったスティーブは絶望する。レ・リーは僧侶と話しあい、スティーブを赦しやり直す気になるが、スティーブが子供を連れ去ってしまう。レ・リーはスティーブに戻ってくれるよう必死に語りかけるが、スティーブは自殺してしまう。 悲劇から何年もが過ぎ、レ・リーは息子らを連れてベトナムに戻り、再び故郷の地に立つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天と地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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