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天図軽便鉄路(てんとけいべんてつろ)は、満州国吉林省和竜県(現在の中華人民共和国吉林省延辺朝鮮族自治州竜井市)の開山屯駅から同省延吉県(現在の同州竜井市)の老頭溝駅及び、分岐線として同省延吉県(現在の同州延吉市)の朝陽川駅から延吉駅を連絡する路線を運営していた鉄道事業者、及びその路線。 鉱山開発に伴い敷設された山岳地帯の軽便鉄道であったが、「間島問題」という国境紛争の起こっている地域に敷設されたこと、また日本が敷設権を獲得していた「吉会鉄路」と経路が重複したこと、さらに日満連絡の第三ルートの一部となり得るという地勢的条件より重要視された路線である。 == 概要 == 路線名は「天宝山」山麓と豆満江=「図們江」を連絡したことに由来する。実際の起点は路線名とは逆に豆満江側とされた。 本線は豆満江河岸の起点から山岳地帯を蛇行しながら西進、山麓部では南西に経路を変更し龍井村を経由、そこから山岳地帯を蛇行しながら北進、山麓で西に方角を変え朝陽川から老頭溝へ到達していた。支線は朝陽川から北東方向に設置され、平坦な平地を経由して終点の延吉へ至っていた。全体の線形は鍵の手形の本線から、ひげのように後ろ向きに支線が飛び出す形となっている。 沿線は山岳地帯が中心であり、曲線と急勾配が続く路線であった。特に起点から西進する山岳地帯の地勢は厳しく、路線平面図より途中に1か所ループ線が存在したことが確認されている。 なお開山屯駅へは、朝鮮側で営業していた姉妹会社の図們鉄道が越境して連絡線を敷設、接続していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天図軽便鉄路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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